90%精米日本酒「90PINK」新発売(2023.4.4)

越の誉90PINKと桜

いつも有難うございます。

きたる4月27日、越の誉から新しい”攻めの個性派純米酒”「90PINK(キューマルピンク)」を発売いたします。90%精米の純米無濾過生原酒となっており、当蔵では「純米葉月みのり 新米新酒」に続くシリーズ第二弾商品です。

この記事では私たちのこだわり”90%精米”と生み出される日本酒の魅力をご案内していきます。

越の誉 90PINK(キューマルピンク)
タイプ/ 純米無濾過生原酒
原料米/ 新潟県産こしいぶき
精米歩合/ 90%
味/ しっかりとしたフルボディー、やや酸味が強め
口当たり/ ぴちぴちとした微発泡感
おすすめの飲み方/ 冷やして

■90PINKの紹介チラシデータ(価格入り/価格なし2種)をこちらからダウンロードできます。どうぞご自由にご活用ください。

そもそも90%精米とは?

お客様から「9割削ってるの?それとも9割残してるの?」と訊かれることがあります。

90%精米(精米歩合90%)とは”お米を9割残している”精米にあたります。
米の外側にある糠の部分を削る程度の精米のことで、普段皆さんがご飯として食べているお米と同じ削り具合です。

90%精米の日本酒は”変わり者”

日本酒造りでは一般的に、より味を洗練させるためにお米を沢山磨いていきます。
60%まで精米すれば吟醸、50%以上精米すれば大吟醸となり、いわゆる高級日本酒では30%以下になるまで米を削ることも珍しくありません。こういった削り具合のお酒は”高精白”にあたります。

そんな中で、逆に”低精白”の90%精米で造る日本酒はそれらのセオリーの真逆をいくことになります。
精米の程度の差だけでなく「お米を削らずに美味しい日本酒を造るのは難しい」という製造背景もあり、90%精米の酒造りにはハードルがあります。しかし、原酒造ではその難しさを乗り越え、低精白かつ美味しい日本酒の製造に成功しました。

人気商品「純米葉月みのり 新米新酒」に続く最新作

原酒造では毎年10月1日「日本酒の日」に”最速級の新米新酒”「純米葉月みのり 新米新酒」を発売しています。

この商品に関する記事はこちら

この商品の開発にあたり、数年前から低精白日本酒の研究を行っていました。地元で生まれた新たな飯米「葉月みのり」を酒造りに活かすには……試行錯誤の末に生まれたのがこの商品です。
おかげさまで「純米葉月みのり 新米新酒」は越の誉の季節限定酒の中でも非常に高い人気を誇っています。

今回発売する「90PINK(キューマルピンク)」はそんな「純米葉月みのり」で培ったノウハウをもとに、新潟の飯米「こしいぶき」を使用した新たな90%精米純米酒です。
特有の厚みある濃醇な風味とフルーティーな飲みやすさを両立させた、米の個性際立つ”お米のジュース”を思わせる味わいに仕上げています。さらに風味を損なわせないため、搾りたての無濾過生原酒を瓶詰めしました。

新潟県産こしいぶき100%

原酒造は全ての日本酒で新潟県産米を使用、また国の研究機関と酒米の共同開発を行うなど原料米に強いこだわりを持っています。今回の「90PINK」では新潟県産こしいぶきを100%使用しています。

こしいぶきはコシヒカリの血統を受け継いだ新潟を代表する飯米で、豊かな味と香りにあっさりとした食味、ふっくら艶のある粒立ちが県民から広く愛されています。

米を捨てず活かすために

低精白の研究背景には、原料として使用する新潟米、全国的にも米どころとして知られる新潟の美味しい米の魅力を極限まで生かしたいという思いがありました。
日本酒造りにおいて多くの場合削り取られ廃棄されてしまう米の外側部分にも、実は個性が詰まっています。

「90PINK」は原酒造が”米どころ新潟の老舗酒蔵”として、米そのものが生まれ持つポテンシャルを余すところなく活かしきるために”あえて削らない”選択をしたお酒です。

越の誉の新たな90%精米 純米無濾過生原酒「90(キューマル)」の世界をどうぞご堪能ください。

▶︎お客様へ
公式オンラインショップでも商品の予約受付・販売を行なっております(予定数量に達し次第終了となります。ご了承ください)>>こちら

▶︎販売店様へ
以下の90PINKのチラシデータを配布しております。ご自由にご活用ください。>>こちら