先週6月9日、東京で「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2022」の表彰式が行われました。
原酒造ではスパークリングSAKE部門で最高金賞を受賞した「越の誉 発泡性純米酒 あわっしゅ」の表彰をいただきました。全国から1000点を超える出品があった大規模な今コンテストにてこのような栄えある賞を受賞し、大変光栄なかぎりです。表彰式では新潟県の他受賞蔵と共に登壇し、受賞トロフィーとしてリーデルグラスを頂戴しました。(2022年大会では全国より1061点が出品、うち最高金賞が54点。スパークリングSAKE部門での最高金賞受賞は3蔵のみです)
越の誉の「あわっしゅ」はその名の通り、発泡性(スパークリング)の甘口純米酒です。瓶の中で二次的に発酵させて炭酸を作る「瓶内二次発酵」という製造方法を用いているため、自然由来の繊細で質の良い泡感を実現しています。
味わいについても、マスカット系の香りに甘み・酸味・スパークリングのバランスを取ることで飲み口爽やかに仕上げ、食前の乾杯〜食中、デザート酒としてまで幅広く支持されています。日本酒としては比較的低く、かつきちんと飲み応えを残した7%というアルコール度数も、普段は日本酒に馴染みのない方や老若男女問わず「飲みやすい」「美味しい」とご評価いただける理由です。
越の誉 発泡性純米酒 あわっしゅ 【公式オンラインショップ】
また、同コンテストプレミアム純米部門では「越の誉 特別純米 彩(いろどり)」が金賞を受賞。
繊細さと純米の旨味を持ち合わせ安定した品質が高い評価を受けました。
その他の越の誉の受賞歴はこちら
「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」のコンセプト(公式サイトより引用)
「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」は、単に品質の良し悪しを競うことを目的に開催するものではありません。日本酒の需要を掘り起こし、日本酒の文化継承・発展を祈念して行う取組みとして、ワイングラスの力を認識し、新たに見出された日本酒の魅力を広く伝えていこうという趣旨に賛同した専門家達により、ブラインドで評価したコンテストです。日本酒の広がりの為に超えて行かなければならない3つのボーダー、すなわち若年層への啓蒙が必要だという「年齢の壁」、和食以外にも日本酒の相性は良いことを広めなければならないという「業態の壁」、そして文字通り世界へ羽ばたかせるために越えなければならない「国境」という壁を、軽やかに超えていく新しい提案になると信じての試みです。