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きたる4月27日、越の誉から新しい“攻めの個性派純米酒”「90PINK(キューマルピンク)」を発売いたします。
90%精米の純米無濾過生原酒となっており、当蔵では「純米葉月みのり 新米新酒」に続くシリーズ第二弾商品です。
この記事では私たちのこだわり“90%精米”と生み出される日本酒の魅力をご案内していきます。
越の誉 90PINK(キューマルピンク)
・タイプ/ 純米無濾過生原酒
・原料米/ 新潟県産こしいぶき
・精米歩合/ 90%
・味/ しっかりとしたフルボディー、やや酸味が強め
・口当たり/ ぴちぴちとした微発泡感
・おすすめの飲み方/ 冷やして
■90PINKの紹介チラシデータ(価格入り/価格なし2種)をこちらからダウンロードできます。
どうぞご自由にご活用ください。
そもそも90%精米とは?
お客様から「9割削ってるの?それとも9割残してるの?」と訊かれることがあります。
90%精米(精米歩合90%)とは“お米を9割残している”精米にあたります。
米の外側にある糠の部分を削る程度の精米のことで、普段皆さんがご飯として食べているお米と同じ削り具合です。
90%精米の日本酒は“変わり者”
日本酒造りでは一般的に、より味を洗練させるためにお米を沢山磨いていきます。
60%まで精米すれば吟醸、50%以上精米すれば大吟醸となり、いわゆる高級日本酒では30%以下になるまで米を削ることも珍しくありません。こういった削り具合のお酒は“高精白”にあたります。
そんな中で、逆に“低精白”の90%精米で造る日本酒はそれらのセオリーの真逆をいくことになります。
精米の程度の差だけでなく「お米を削らずに美味しい日本酒を造るのは難しい」という製造背景もあり、90%精米の酒造りにはハードルがあります。しかし、原酒造ではその難しさを乗り越え、低精白かつ美味しい日本酒の製造に成功しました。